本当に赤ちゃんでも大丈夫?0歳からのわくわくオーケストラに行ってみた!
こんにちは。1児のママ、はちみつ梅子です。
1歳を過ぎた頃から、赤ちゃんの成長のために楽器の生の音を聞かせてあげたい、と思い赤ちゃん連れでも行けそうなコンサートを探していました。
クラシックのコンサートってなんかいい気がしない!?
ですが、ほとんどのコンサートは未就学児入場不可。残念だなぁと諦めていたところ
地域の支援センターで「0歳からのわくわくオーケストラ」のコンサートを発見!
なにこれ最高じゃん!
「0歳から」と書いてあるから当然赤ちゃん連れもOK。コンサート名から赤ちゃんが来ることもわかるので、他のお客さんもある程度理解があるはず。
でも「本当に赤ちゃんでも大丈夫なの?」「どういう雰囲気なの?」「座席や設備は?」と気になることはたくさん。
行きたいけど迷ってる!と悩んでいる方に向けて、私が実際に行った「0歳からのオーケストラ」について紹介します!
- 「0歳からのわくわくオーケストラ」って?
- 演奏中は子どもたちのにぎやかな声がする!
- 子どもの反応はどんな感じ?
- 会場の設備やサービスはまぁまぁ
- どの座席がおすすめ?お子さんの成長、性格別に解説!
- 希望の座席を取るなら2ヵ月以上前に予約!
- 子ども席も購入するのがおすすめ!
- 「0歳からのわくわくオーケストラ」まとめ
「0歳からのわくわくオーケストラ」って?
私が行ったのは愛知県の東海市芸術劇場(ユウナル東海)で行われたコンサートです。
プロが演奏してくれるとか嬉しすぎる!!
どんな曲を演奏するの?
演奏曲は7曲で、すべてクラシックの曲でした。
知ってる曲はほとんどなかったです…
演奏中は子どもたちのにぎやかな声がする!
コンサート鑑賞マナーとして「演奏中は静かにしよう」と書いてあるのですが
まぁ無理だよね…笑
赤ちゃんの泣き声や楽しそうな笑い声など色々が聞こえますが、それを咎めるような雰囲気は全くありません。
普段は子供が泣かないか、大きな声を出さないかと神経をすり減らしていますが、このコンサートは「少しくらい泣いても大丈夫」と大人も音楽を楽しむ余裕がありました。
とはいえ、大人が大きな声で話すのはマナー違反なのでご注意ください笑
30分経った頃から子どもたちは移動し始める
ちょうど演奏会が半分経過したころから、たくさんの子供たちが階段を上り下りしたり、席の間を移動しはじめました。
子ども達がだんだんソワソワするのが伝わって面白かった笑
子どもの反応はどんな感じ?
全身で音楽を楽しんでいる!
始まるまでは、楽しんでくれるかな、怖がったりしないかな、と不安でした。オーケストラの曲は初めて聴かせましたがとても楽しんでいる様子。娘はティンパニの音に合わせて「どーん」と言ったり、フルートの音を聴いて「うー♪あー♪」と歌っていました。体を揺らしてリズムをとったりと全身で音楽を楽しんでいます。
拍手もばっちり!
ぱちぱちと拍手をするのが好きだったこともあり、演奏前後の拍手も一緒にできました。そのまま小さな手拍子をしていることもあり、楽しんでくれてるなぁと嬉しくなります。
40分超えたあたりからぐずぐず
初めはノリノリだった娘も、20分を超えたあたりから集中力がなくなり遊びはじめ、40分を過ぎた頃からぐずりはじめました。一度退出しましたが、外に出たらすぐに機嫌がよくなりました。
会場の設備やサービスはまぁまぁ
今回のコンサート会場「東海市芸術劇場」は駅を出てすぐにあり、駐車場もあるので交通アクセスは良いです。エレベーターもあるのでベビーカーで行っても大丈夫です。
ベビーカーや荷物を預けることができる!
ホールの入り口前にクロークがあり、ベビーカーや荷物を預けることができます。
これは助かる!!
子連れだと荷物は多くなりがちです。座席に置くとお子さんが泣いて席を立たれる方が通れなくなってしまうので、預けていくのがおすすめ。
私は抱っこ紐、リュック、コートを預けました!
授乳室あり!でも個室じゃない
授乳室として、ホール近くの美術室を開放していました。机、椅子、ポット、おもちゃ、ベビーベッド、ゴミ箱があります。
ただ、正直授乳はしづらいです。部屋の外に向けて簡単な目隠しがされていますが、中は開放的なので他の親子がばっちり見える状態です。椅子も背もたれがありましたが使用感はパイプ椅子のようで、子どもを抱きかかえながらは母乳もミルクもしんどいです。
そして演奏終了後は激込み…
開演前か途中で授乳すると、混んでいませんし人目もないので良いかと思います。
もう少し配慮してくれると嬉しいよね
おむつ替えは授乳室か会場外のトイレで!
授乳室におむつ替え台としてベビーベッドが1台用意されています。会場外のトイレにもおむつ交換台がありますので、混んでいる場合はそちらを利用するのも良いかと思います。
どの座席がおすすめ?お子さんの成長、性格別に解説!
どの座席がいいかってすごく悩みますよね。泣いたらすぐに席を立てるように端席を取りたい気持ちもありますが、楽器がよく見えるし音も集まるからせっかくなら中央席を取りたい・・・など。お子さんの月齢、年齢や性格にもよりますが、私の思うおすすめの席をご紹介します。
はいはい期までは中央席で全然OK
泣いたりしても大丈夫な雰囲気なので、せっかくなら中央席で聴くことをおすすめします。舞台を見やすいし、音楽を楽しむのにもおすすめです。
お母さんに抱っこされて寝ている子が多数でした!
元気なお子さんにおすすめ!前方ブロック
前方ブロックは舞台すぐ近くなので、楽器を間近にみることができます。音の迫力などを楽しむことができるため、元気なお子さんも刺激になると思います。
他の子が移動したり、遊んでいる姿が目に入ると「私も動きたい!」という気持ちになってしまいますが、前方ブロックだと他の席が見にくいので、動きたい衝動を抑えることがのもお勧めポイントです。
なんで期のお子さんにおすすめ!後方中央ブロック
後方ブロックは舞台全体を見ることができるので、どんな楽器があるのか、どういう動きをするのかがよく見えます。「今の音はあの楽器だよ」「ゆっくりのときはゆっくり動くんだよ」と色んな気づきが生まれます。色々なことに興味があるお子さんにおすすめです。
希望の座席を取るなら2ヵ月以上前に予約!
どの席もそれぞれ良いところがありますが、やはり何かあったときにすぐに退室できる端席はすぐに埋まってしまいます。特に中央ブロックの端席は2ヵ月前でも埋まっていました。
1ヵ月前にはどのブロックも端席は埋まっており、中央ブロックはほぼ満席でした。希望の席がある場合は2ヵ月以上前の予約がおすすめです。
子ども席も購入するのがおすすめ!
4歳以下のお子さんは保護者のひざ上鑑賞は無料です。ですが余裕があれば子ども席も購入することがおすすめです。
私が子ども席も購入した理由
じっとしていることは少ないので勿体ない気もしましたが、1人の子どもとして席を用意してあげたいなと思い購入しました。開演前は楽しそうに座っていて、開始10分後くらいから抱っこしてといい始めましたが、またしばらくすると席に座りたい…をずっと繰り返しました。
甘えたいけどみんなと同じことがしたい、って感じに見えました
席に座っていた時間は半分くらいでしたが、1人で座って見ようとする姿をみて、購入してよかったなと思いました。
隣席の人は子ども席を購入しておらず後悔
隣に3歳前のお子さんを連れたご家族がいらっしゃったのですが「子ども席を買えばよかった」「ケチケチしてたらいかんよ!」と少しもめている声が聞こえました。
膝上鑑賞するには座席がせまく、お子さんも自分の席がないことが悲しかったようです。大人が座っている席の足元しか自由な場がなく、窮屈そうな表情が印象的でした。
「0歳からのわくわくオーケストラ」まとめ
未就学児でも安心して入場できるオーケストラはとても貴重です。音楽を聴いて、楽器を見て、目をキラキラさせている子どもを見ると、行ってみてよかったなと思います。
授乳室やおむつ台などの設備やサービスがもっとお子様連れに寄り添っていただけるとさらに良いなと思います。
演奏会のサブタイトルどおり「0歳も、大先輩も、皆で楽しむ"心のバリアフリー"コンサート」でした。
どの地域も1年1回の開催が多いので、興味がある方は機会を逃さないようにご注意ください!