待機児童ゼロでも保育園は落ちる!?意外と知らない待機児童のこと
こんにちは。1児のママ、はちみつ梅子です。
働くママたちが出産後すぐにぶつかる壁。保活です。
「うちの地域は待機児童ゼロだから大丈夫~」なんて油断していませんか?
私は油断して保活に負けました
今回は意外と知らない待機児童のことをご紹介します。
待機児童ゼロ=保育園にみんな入れるではない!
「待機児童ゼロ」という「希望した人はみんなは保育園に入れる」という印象を持ちませんか?
実はこれ、少し違うんです
行政のホームページで待機児童数を明記しているところも多くなり、保活前にホームページなどで情報を確認する方も多いです。
しかし、この「待機児童ゼロ」という言葉に安心してしまうと、希望の園に入れないことがあるんです。
待機児童の定義って?
Wikipediaによると
待機児童(たいきじどう)とは、日本において、子育て中の保護者が保育所または学童保育施設に入所申請をしているにもかかわらず入所できず、入所待ちをしている(待機)状態の児童をいう。
出典:Wikipwdia
え、その通りだよね?
一見、保育園に入れなかった子全員をさす言葉に見えますよね。
実は「保育園に入れなかった」という言葉にカラクリがあるのです!
待機児童ではない「保留児童」
「保育園に入れなかった」というのは「市区町村のどこの保育園にも入ることができなかった」を意味します。
つまり「希望した園に入れなかった」は「どこかの保育園に入ることはできたのに希望の条件ではなかったので辞退した」という解釈になり、待機児童には該当しないんです。
待機児童には該当しない扱いになった子供たちは「保留児童」や「隠れ待機児童」と呼ばれています。
保留児童数を公開するかは各自治体の判断
待機児童数については厚生労働省が取りまとめており、各自治体の待機児童数を確認することができます。
しかし、保留児童数については各自治体の判断で公開・非公開となっており、実際の保留児童数は把握できていません。
保留児童数のほうが知りたいのにね
保留児童がいるか知る方法もある!
保留児童数を公開している自治体は少ないですが、各保育園の「昨年の入園実績」は問い合わせることができます。例えば、
- A保育園は10点で抽選
- B保育園は8点以上が全員入園
- C幼稚園は点数に関わらず抽選
この場合、抽選しているということは、保留児童がいる可能性があります。
「私の住んでいる地域は激戦区かも…?」と不安な場合は、自治体に問い合わせることをお勧めします。
まとめ
地域に住む児童数に対して、適切な定員の保育所を配置してほしいところ。
しかし、地域住民からの反対があり保育所が建設できない、保育師の数が足りない、など保育所を増設しようとしても難しいのが現状です。
「待機児童ゼロ」という言葉に惑わされず、早めの保活を心掛けましょう!