はちみつ梅子の育児記

新米ママの育児奮闘記です。やってみなきゃわからないことばかり!気づいたこと、気になったことを私なりにまとめていきます。

【1歳児の病気】初めての熱性けいれんー①対処方法・実際に起きたことー【体験談】

f:id:hachiumemama:20191108095332p:plain

こんにちは。1児のママ、はちみつ梅子です

小梅(娘)が熱性けいれんで入院しました…。Twitterで熱性けいれんについて知ってはいたものの、いざ目の前で起きると何も対処出来ませんでした。備忘録も兼ねて記事にしました。

※起きたこと、入院中にお医者さんから聞いた説明を素人目線でまとめた体験談です!正しい情報はかかりつけ医で確認してください。

 

 

熱性けいれんって何?

体温が急激に上昇した際に起きるけいれんで、5歳未満まで発症しやすいそうです。遺伝性があり親族に熱性けいれんを起こしたことがある方がいると発症しやすいですが、1度も発症した事がない子もいれば、1年に5〜6回発症する子もいるそうです。

熱性けいれんの症状は

原因によってけいれんの仕方が異なりますが、今回娘におきた症状を紹介します。

  • 元気がなくぐったりし始める
  • 服の裾を掴んでしがみついてくる
  • 目の焦点が合わなくなる
  • 呼びかけに反応しなくなる
  • 呼吸がヒクついてく
  • 全身が跳ねるようにけいれんする
  • 口から泡を吹く

けいれんのヒクつき方は原因によって異なります。右半身だけがヒクついたり、足だけがヒクついたり。 手を上げて痙攣していたり、細かく震えていたり、大きく跳ねるような痙攣だったりと様々です。

熱性けいれんの対処方法は

一般的に知られているのは、

  • けいれんしている時間を測定する(大体5分以内)
  • けいれんの様子を観察する(動画撮影など)
  • 座薬を入れて体温を下げる

ですが、これは2回目以降の発生の場合です!初めてのけいれんの場合、すぐに病院へ向かってください。 けいれんが起きても、それが熱性けいれんなのかは診察しないと分かりません。 頭をぶつけたり、ウイルスに感染したために脳に異常が出たのかもしれません。初めてけいれんが起きたときは、まず病院へ行きましょう。 そこで熱性けいれんと診断された場合、次回から自宅で発熱時にけいれんが起きたとき、 受診するかどうかの判断材料のために時間を測ったり様子を観察します。

 実際に起きたこと・思ったこと

ここからは、実際に起きたこと、考えたことを書きます。自分の行動が悔やまれる部分もあります。

前日から熱があった

小梅はけいれんが起きる前日の深夜から発熱がありました。夜、一緒に寝ているときに熱いな…と思い体温測定すると38.6℃。ネット検索し「発熱の場合の対処法」を確認し、「救急で運ぶ必要はなく、様子をみて受診」とどれも書かれていたので、次の日は友人が遊びにくる予定でしたが、様子を見て病院に行こうと思っていました。

当日の朝は熱が下がっていた

次の日の朝、小梅の体温は37.2℃まで下がっていました。子供の平熱は36.5~37.5℃といわれるので、まぁこんなもんだろうと思っていました。食欲もあり元気に遊んでいたので、予定どおり友人と自宅で過ごし、友人は昼頃帰宅しました。

しかし、友人が帰宅してから小梅がまた少しぐったりしてきて、いつもならお昼寝する時間にまったく寝られず、ずっと寝ぐずり状態でした。瞼が重そうでしたが眠たいだけだと思っていました。今思えば、このときからけいれんの予兆はあったのかもしれません。このとき体温を測ると39.3℃でしたが、小児科の診察時間が夕方からだったので、待つことにしました。

結局小児科には行かなかった

夕方、小児科の予約を取ろうとしたところ、本日分はもう受付終了です、とのアナウンス。救急で診察するか悩みましたが、また熱が下がってきており、37.6℃だったので翌日の朝一の予約を取りました。発熱して体が弱っているところに病気をもらってしまう心配と、bspan class="marker_pink">2時間も診察待ちをするほうが小梅は辛いのではないかと考えました。これが間違いだったのです。

夕食後に容態が急変

小梅の体調が悪いことを伝えてあったので、旦那さんは18時には帰ってきてくれました。このとき小梅は熱はあるけど食欲もあるし、元気な状態でした。家族で一緒に夕食を食べ、お風呂はやめておこうね、と話していたところ、小梅の容態が急変。旦那さんが抱っこしていたのですが、「小梅?小梅!?」と呼ぶ声に反応しなくなり、焦点も合わず呼吸が荒くなり、泡を吹き始めました。本当に数分もない間の出来事でした。

市民病院へ自家用車で搬送

小児救急に電話するも繋がらず、ダメ元で市民病院に電話しました。半分泣きながら、今の小梅の様子と昨日からの発熱を伝えました。「たぶん熱性けいれんですね。心配ならすぐに連れてきてください。」と言われました。準備もそこそこに病院へ。旦那さんに運転してもらい、けいれんで硬直した体をチャイルドシートに乗せることはできず、小梅を抱きかかえて車に乗りました。救急外来の前に車をつけてもらい大急ぎで受付へ行きました。

(余談ですが、以前時間外で市民病院へ小梅を連れて行ったときに「今日は外科の先生が当直だから、翌日小児科へ行ってくれ」と言われたことがあったので、市民病院は避けていました。)

酸素マスク装着、座薬の投薬

他にも時間外の外来に患者さんはいましたが、最優先での対応となりました。小梅の状態は良くないのだと、不安でいっぱいでした。処置室につくと、すぐに内科の先生が来てくださいました。けいれんが起きるまでの様子、けいれんが起きた時間、親族の病歴を聞かれました。焦っていたのでけいれんが起きた時間を正確には覚えておらず、電話の履歴で回答しました。この時間が重要になるので正確に把握しておく必要がありました…。

小梅の酸素量は60パーセントを切っており、すぐに酸素マスクが装着されました。解熱の座薬も入れましたが、なかなか体温は下がらず。「熱性けいれんはよくあることだから。死んでしまう病気ではないから。」とお話いただきましたが、今まさに死んでしまいそうな小梅をみると涙があふれました。発生から25分程度でけいれんが落ち着いてきましたが、焦点はまだ合わず、呼びかけにも応えてくれません。

検査のため入院することに

「初めての熱性けいれんであること、けいれんが長かったことから検査入院しましょう。」と言われました。入院することになるとは思っていなかったので、驚きと同時に不安が押し寄せました。インフルエンザの検査と血液検査を行い、抗生剤投与のために点滴を付けることになりました。検査のため一旦小梅と離れ、入院の手続き、入院についての注意事項の説明を受けました。次に小梅に会えたのは3時間後、点滴を手に固定され、心電図のコードが出ている状態でした。ひとまず処置が終わった安心感と、小梅はなにが原因で熱性けいれんを起こしたのだろう、という不安に襲われながら初日を終えました。

 

続きはこちら!

hachiumemama.hateblo.jp

入院準備についての記事はこちら!

hachiumemama.hateblo.jp