はちみつ梅子の育児記

新米ママの育児奮闘記です。やってみなきゃわからないことばかり!気づいたこと、気になったことを私なりにまとめていきます。

【1歳児の病気】初めての熱性けいれんー③入院の様子・学んだことー【体験談】

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こんにちは。1児のママ、はちみつ梅子です。

小梅(娘)が熱性けいれんで入院しました…。今回は入院していたときの様子、学んだことを備忘録もかねて記事にしました。

※起きたこと、入院中にお医者さんから聞いた説明を素人目線でまとめた体験談です正しい情報はかかりつけ医で確認してください。

 

 

入院していたときの様子

入院1日目

熱性けいれんを起こし、時間外救急に運ばれた小梅は即日入院になりました。

熱性けいれんは遺伝性があるため、家族の中に熱性けいれん発症の有無を聞かれましたが

え…わからん…

私も旦那さんも「たぶんいないと思います…」って感じで、入院準備が終わってから自分たちの母子手帳を見返したり、親族に連絡をして確認したりしていました。あとから分かったことですが、私の祖父が熱性けいれんを起こしていました。健康が取り柄な一族だったので驚きました。

座薬の影響もあり、娘はずっと寝ていました。娘は夜通し寝てくれたことはなく、どんなに寝てくれても3回は起きていたので、起きないことは不安でした。呼吸は安定しており、いつけいれんが起きても対処できるように酸素マスクはつけたままでした。

入院2日目

朝の回診で、夜間にけいれんが起きなかったかの確認がありました。私はその日、ずっと熱性けいれんや原因についてネットで調べていて夜通し起きていましたが、特にけいれんは起きていませんでした。

娘は普段と同じくらいの時間に起きましたが、少しぼーっとした様子。手が固定されているのがかなり気になるようで、点滴を抜こうとしたり包帯を外そうとしたり…。心電図もすぐ外すので看護士さんのお世話になり申し訳ない限りでした。娘に食欲があったので、夕食から通常食開始。余談ですが、病室食を見て驚きました。品数も多いし、娘がパクパク食べている…!?

どうやら私の離乳食は味が濃かったようです…。

入院3日目

朝体を拭いた時にお腹と背中に少し発疹が出ていました。赤い発疹ではなく、少し茶色めの発疹で虫刺されあとのような感じでした。回診の時にみてもらうと、突発性発疹かも、ということでした。熱が出る前からなかったかと聞かれましたが、特に発生していた心当たりはなく…。要経過観察です。血中の酸素濃度が安定していたため、酸素マスクが外れました。

3日目にもなると娘も環境にも慣れてきたのかかなり普段に近い感じになってきました。元気すぎて困ることもしばしば…。ベッドの上を動き回り、酸素マスクは引っ張って遊ぶし、心電図のセンサーは剥がしまくり。私がトイレに行こうとベッドから降りると、置いていかないでと泣き叫んでおりました。

入院4日目

発疹が下半身まで広がっていました。発疹が進行していることから、今回のけいれんは突発性発疹による熱性けいれんではないか、というお話を聞きました。突発性発疹は1歳前後でほとんどのお子さんが発症するそうで、高熱を伴うのが特徴だそうです。また突発性発疹は2回発症するそうで、多くの場合どちらかの症状が重たくなるそうです。娘の場合は1回目が重たくなったのでは、という見解ですが、2回目が必ず軽くなるわけではないので、2回目もあるかもと注意しておいてください、ということでした。血液検査をして問題がなければ翌日退院できると伝えられました。検査結果はまだですが、退院の打診があるということはそんなに状態は悪くないのかなと少し期待。昼から退院のための血液検査になったのですが、泣き叫ぶ声が院内に響き渡る…。血管からうまく血が取れなかったようで、1時間近くかかっていました。部屋に帰ってきた娘はそれは怯えていて…。しばらく私から離れようとしませんでした。

頑張ったね…お疲れさま…

血液検査から帰ってきた際には、心電図のセンサー、点滴が外れ、自由に動けるようになりました。久しぶりに指が動かせるようになったことが嬉しいのか、いろんなものを掴んでいました。この日はフォークを使ってご飯を食べることも出来て、笑顔も増えてとても嬉しかったです。

入院5日目

血液検査の結果、異常もなくお昼に退院となりました。土曜日だったので旦那さんにも手伝ってもらい無事に退院。家に帰ってからも発疹の様子と、けいれんの有無をしばらく観察するよう指示がありました。各種検査の結果は3日後に伝えられることとなりました。

まずは退院できてよかった…

熱性けいれんを振り返って

知っていても実際に起きるとパニックに

Twitterで熱性けいれん自体は知っていました。けいれんの様子を観察する、けいれんの時間を測る、などの知識はありましたが、目の前でけいれんが起きた時はもうパニックで、熱性けいれんという言葉は頭になかったし、どちらも出来ていませんでした…。

ネット情報を信じすぎていた

私はネット情報はあいまいで、誤情報もある、ということは日々意識しているつもりでしたが、育児に関してはどこかそのまま信じていた部分もあったように思っています。

入院になり聞いたのですが、Twitterで知っていた、けいれんの様子を観察する、けいれんの時間を測る、というのは「熱性けいれんを繰り返す子」の場合の対処法のようです。けいれんが起きても、それが熱性けいれんかは診察しないと分かりません。頭をぶつけたために脳症が出来たのかもしれないし、なにかのウイルスで脳炎になったのかもしれません。こういうときはこうする、という情報はネットや地域のフリーペーパーにもありますが、親が不安だと思ったらすぐに病院へ行くことをおすすめします。専門家に確認をすることが一番だと思いました。

1人じゃなくてよかった

旦那さんに娘の体調不良を伝えていたので、早く帰ってきていた旦那さんのお陰でなんとかなりました。1人だったらよりパニックだっただろうと思います。体が硬直しているのでチャイルドシートには乗せられず、ヒクつく娘を泣きながら抱っこして車に乗ったときの恐怖は今も鮮明です。病院の入り口すぐに車を停めて走れたり、24時間付き添いなので旦那さんがいなかったら入院準備もできませんでした。

初めての熱性けいれんから学んだこと

子供の平熱を知っておく

産院では毎日朝昼晩と測っていた体温も、1歳にもなると体調が悪くない限り測定していませんでした。今回入院して分かったのは、小梅の平熱は子供にしては低く、もう大人と同じくらいという事でした。子供だから体温は少し高め〜と思っていましたが、小梅は微熱があったのです。大変恥ずかしい話ですが、子供の平熱を常に知っておくことはとても重要でした。

自分とパートナーの病歴を確認しておく

より早く原因を推測するためだったり、より安全に対処方法を決めるために、家族の病歴やアレルギー有無を確認されることがあります。自分の母子手帳もすぐに確認できるところに準備しておき、自分の病歴や親族の病歴を事前に聞いておくと良いと思います。

今子供が倒れたらどうするかをシュミレーションしておく

今回は旦那さんもいるタイミングでの発症だったので、人工的にも精神的にも対処できました。これが「もし1人のときだったら…」「もう1人子供がいたら…」「出掛け先で起きていたら…」と違う状況だったらと思うと恐ろしいです。日頃から「もし今子供が倒れたらどうするのか、どうしたらいいのか」をシュミレーションして、少しでも落ち着いて素早い対応を心掛けたいです。

おかしいと思ったらまず病院へ

「余計な菌を拾ってしまったら…」「体調がさらに悪化したら…」と思い病院へ行くことをためらう方もいると思います。よく病院においてある対処法のフリーペーパーにも、発熱だけだったらお家で様子見、と書いてあります。

しかし熱性けいれんなら発熱だけでも倒れることが今回分かりました。熱があるな、病院行こうかな、と迷った段階ですぐ行くべきだったなと反省しています。少しでも異常を感じたら病院へ行きましょう。ただの風邪ならよかったね、だし、何かウイルスだったら見つかって良かったね、です。

※風邪も重篤な合併症になることもあるので、受診して損はないと思います!

ブログを書きながら言うのもなんですが、ネットの情報に左右されてはいけません。自分の子供のことを1番よく知っているのは、親であるあなたです。近くで見ているあなたが少しでもおかしいと感じるなら、それが危険の兆候です。

私の通う小児科では、些細なことでも「普通なことかもしれないのですが…」と申し訳なさそうに申告すると、「お母さんの勘は当たりますから。少しでもいつもと違うと思ったところを教えてくれるのは助かりますよ」と言っていただけてありがたかったです。

 

育児は病気ひとつとっても初めてのことばかりで不安でいっぱいです。分からないこと、思い通りにいかないこと、反省ばかりですが、頑張っていきたいと思います。

入院準備についての記事はこちら!

hachiumemama.hateblo.jp